京都歴史回廊協議会国際交流・人材育成プロジェクト
文化庁文化ボランティア推進モデル事業

 「京都歴史回廊協議会文化ボランティア推進フォーラム」 開催!

地域歩き御室コース編     地域歩き平野・北野コース編    文化ボランティア推進フォーラム編  
          

昨年秋より本格的な活動を開始した、異文化・異世代交流事業 「京都歴史回廊協議会文化ボランティア」、

その目的は、地域の恵まれた文化や歴史について学ぶ事により地域に対する理解や愛着を深め、

得られた知識を自らの言葉で世代の異なる人たちや、海外からのお客様に伝え反応を得る行為を通じて、

互いに価値観、習慣、生活様式などの違い知り相互理解を深めることでしたが、

活動を通して一定の成果が得られたため、広く地域内外のみなさんにもご案内すべく

小雪のちらつく1月28日、立命館大学国際平和ミュージアム内の中の記念ホールにて

「京都歴史回廊協議会文化ボランティア推進フォーラム」を開催しました



この事業は、文化庁の文化ボランティア推進モデル事業であるとともに、

京都市、京都市教育委員会、京都市生涯学習振興財団、京都市生涯学習市民フォーラムからの後援をうけており、

当日は、地域の人々、学生、海外からの留学生、小学生など100名ほどが参加し、地域の文化を吸収していました。



まず午前中は御室コースと平野・北野コースの二手に分かれ、約1時間半の地域歩きを実施しました。

等持院・妙心寺・仁和寺・龍安寺をむすぶ地域を歩く通称「御室コース」には地域の人々、学生など21名の参加者があり、
文化ボランティアが昨年11月に地域歩きをして見つけた「歩きたい道」を披露しました。 途中龍安寺商店街では禅豆腐のろくたさんで、
豆腐を黒蜜でたべるうれしいハプニングなどもあり、参加者は寒風の中の地域歩きを楽しんでいました。

地域歩き御室コース編

まずは龍安寺道の料亭から知らないと通り過ぎます 龍安寺の山門から見る景色良し
そのまま南へ下って行きます 近隣の天皇陵を示す石碑
今度は西へ、ゆるい登り坂です 立派なお屋敷が
11月に歩いたときとはちがった景色の指月林 南に下ります、だれが呼んだか 「豪邸通り」
豪邸通りから東を望む絶景実は堂本印象美術館3階の
サロンからも同じような景色が望めます
素敵な洋館もあります
今度は東へ向かいます 龍安寺商店街を上がって禅豆腐のろくたさんへ到着
ご主人自らお出迎え 豆腐を黒蜜でいただきました、右上は飛竜頭
仙寿院を横目に帰路へ 山茶花が.....


一方、平野・北野コースには、小学生・地域の人々・学生・外国人研究者などを含む17名が参加し、
まさに異世代・異文化交流の実践となりました。
このチームも途中北野天満宮前の澤屋さんに立寄り、
注文を受けてから目の前で出来上がる「粟餅」をいただきご満悦でした。

地域歩き平野・北野コース編

まずは東へ 早くも何か発見か!?
平野神社到着 修復されたばかりの大鳥居をぬけて
千本釈迦堂到着、京都で最も古い木造建築物の一つです 北野天満宮をぬけて北野名物粟餅の澤屋さんへ
注文を受けてから作るのがこの店流 品のいい甘さにうっとり

食べ物の誘惑に負けて澤屋さんでゆっくりしすぎた一行は、このあと聖ヨゼフ修道院の前を通り、
衣笠小学校の北側を抜けて、平野神社、わら天神とならび、西大路七社の一つである
熊野大社の衣笠分社の前を通り、国際平和ミュージアムにもどりました


午後は国際平和ミュージアム内にある中の記念ホールで文化ボランティアの研究発表会と地域の4大学の代表によるパネルディスカッションが開催されました。
文化ボランティアのメンバーから一連の活動に関する発表があり、地域の歴史・文化を学ぶ意義、学んだことを人に伝えることによって自らも成長すること、
活動を通じて子供や地域の人からもらったエネルギー、学問と活動とのかかわりなどに関する興味深い内容が披露されました。

また、続くパネルディスカッションでは各パネリストの研究活動内容の説明をはじめとして、京都歴史回廊協議会の初年度の活動に対する評価、
文化ボランティアが現在作成中の実用的な情報と主観的情報を織り込んだ日英併記の地域マップに関する助言とともに

      ・文化ボランティアの大正時代の地域の地図との比較に関する着眼点がすばらしい
      ・地域の古くからの住民の声を聴いて観光客に提言してはどうか
      ・地元の人に悪影響を与えない便利で環境にやさしい交通手段の発信
      ・西洋的な「切り取る」風景ではなく、東洋的な「切り取れない(その場所に来ないとわからない空間の)美しさ」を重視してはどうか
      ・その観点から「歩きたい道」を「もう少し歩いて見たい道」に発展させてはどうか
      ・文化ボランティアの取組を地域の祭に広げてはどうか
      ・文化ボランティアの活動を、地域の大学毎のチームにシルバーエイジ以上のチームを加えて定期的に発表会を開いてはどうか
      ・地域の「名水」をテーマにとりあげてはどうか
      ・アカデミック京都ウォッチング上七軒コースで実施した、地域の「おもてなしの心」に関する研究を発展させてほしい
      ・江戸時代の「京都文化」 に着目しては   

など、今後の活動への能動的かつ建設的な意見や希望が発表されました。

文化ボランティア推進フォーラム編

石谷幹事による開会の挨拶 高田プロジェクトコーディネーターによる趣旨説明
ボランティアによる発表の進行担当桂教授 MAPチームの発表作成中のマップの予告編もありました
聴く方も真剣な表情 キッズチームの発表
まとめです

この後事務局から「京都歴史回廊協議会活動初年度を振返って」と題した発表があって、
いよいよ本日の締めくくりのパネルディスカッション「京都歴史回廊協議会の到達点と課題」が始まります

パネリスト: 佛教大学八木教授、花園大学松田助教授、京都嵯峨芸術大学大森教授、立命館大学山崎教授、
コーディネーター: 立命館大学の本郷教授によるパネルディスカッション
「京都歴史回廊協議会の到達点と課題」
高杉幹事によるまとめ


今回の文化ボランティア推進フォーラムは、準備期間が試験の時期に重なったため、学生のボランティアメンバーは
試験勉強・発表の準備・現在作成意中の地域マップの調査の3つ、さらに3回生は就職活動が重なり大変でしたが、
何かをやり遂げた姿は爽快そのものに見えました。

今後も地域の皆さんとの連携を発展させてゆくとともに、作成中の地域マップの仕上げに頑張りましょう!

はいポーズ(メンバーのほんの一部です)